おやじのひとりごと

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help RSS 傷口フェチ

  作成日時 : 2005/01/25 12:01   >>

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「こりゃ抜かないとだめですね」。実のところ、抜かれることは覚悟していて、抜いた方がすっきりすると思い歯医者に来た。食べ物が動いている歯に当たるたびに、ズキンと来る痛みにずっと耐えてきた。抜くとその痛みから解放されるはずである。

レントゲン、麻酔と処置され先生が来る。歯茎に再度麻酔らしき注射を打たれ、「ちょっと痛むかも知れませんよ」と先生が言うと同時にペンチらしき(怖くて見られなかったため口に中の感触で判断)道具で歯を抜きにかかった。ぐらぐら動いていた歯は簡単に抜けるものと思っていたが意外にも体から離されるのを拒否しているように抜けない。先生はさらに力を入れる。生木を裂くような感覚が下あごを襲う。歯が離れる感触。歯がステンレスのさらにおかれる音。鈍い痛みが襲ってきた。止血の処置後、うがいを促されたときに時皿にのった歯を見てみた。血まみれで、黄色みがかった汚い自分の歯を見たとき・・・「欲しい・・」と強烈に思った。

私は昔から、怪我して治りかけの瘡蓋(かさぶた)ができてくると気になってしょうがない癖がある。瘡蓋を怪我した場所の外周から丁寧に剥いでいくのが、気持ちいいと感じてしまう。剥いだ瘡蓋をテッシュペーパーに乗せて観賞するのが楽しい。自分が分泌した体液で破れた皮膚を補修していんるだなあと考えると見ていて飽きない。傷口(瘡蓋)フェチというのはフェチの世界では認められているのかなあ。昔、乳歯が抜けたときにその歯をネズミが出入りしている穴に入れると丈夫な歯が生えてくると、祖母から聞いたことがある。でも、自分の歯が愛おしくて入れた振りして大事にとっておいたことがあったなあ。

結局、先生に抜いた歯を下さいと言えないで帰ってきた。妻にそのことを言うと「変態だ」と言われてしまった(妻は看護師の免許を持っている)。みんな似たような感情があると思っていたが違うようだ。でも、この次、歯医者へ抜歯に言ったときは絶対お願いしようと思う。「先生、この歯、持って帰っていいですか?」と。

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